かかりつけ医推進事業

昔、お芝居の中で急病人が出た時に役者さんが「うちの先生をはよ呼んで来て…」というような表現をされていたり、洋画の中でも“mydoctor(マイドクター)"というようなセリフを言っておられた事を思い出します。

「うちの先生」とか「マイドクターというのがいわゆる「かかりつけ医」そのものなのですが最近では医師と患者さんの間が疎遠になってしまってこういう習慣は少なくなってきているような気がします。
しかし、医学・医療が細分化されると、こういう症状の時はどこの先生に行けば良いんだろうかと迷われる患者さんが、たくさん出てきております。
この時お役に立てられるのが「かかりつけ医」なのです。

この病気はうちでも検査できます、治療ができますとか、内科に行きなさい、小児科の先生と相談してみて下さい、というように患者さんの症状・病気にあった検査・治療のできる医師・医療機関を紹介することができます。
その他にかかりつけ医を持っていますと病気の早期発見をしてくれる事がありますし、又病気の持続的な治療・健康管理も可能なわけです。最近では介護が問題になっていますが介護施設への紹介・意見書の作成も「かかりつけ医」がするシステムになっています。

「わしは医者ぎらいじゃ」「元気だから医者にはかかったことがない」というのは自慢になりません。
こういう人達が病気になった時にはものすごく医療費がかさみ、それが今の医療費削減策へとなっている事を自覚してください。


住之江区三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)が作成しましたこの医療機関マップをご参考頂いて今からでも遅くありません、お宅の近くにかかりつけ医を決めて頂いて健康大国日本を作ろうではありませんか。


「かかりつけ医」をもつことの利点は

患者さんの生活習慣や健康状態を把握しているため、安心して治療をまかせられるし、ちょっとした異変でも早期に発見してもらえる。


近くなので受診しやすく、急病時や症状の変化のあるときにすぐに診てもらえる。また、往診もしてもらえる。


遠いところまで出かけることがなく、長時間待たなくてもよい。


診察だけではなく、ふだんから健康管理全般について何でも気軽に相談できる。


「かかりつけ医推進事業」のひとつとして、住之江区民向けに「医療機関マップ」を作成いたしました。
皆様の身近にある医療機関の場所、連絡先、診療科目および診療時間などの情報を、わかりやすく記載しています。
このマップは、住之江区内の医療機関、公共機関、住之江区医師会などで無料配布しております。


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